ピニンファリーナが、自社の創立75周年を記念したスポーツカー「Enjoy」を発表しました。
デザインはフェラーリ・ミトスから続く、ピニンファリーナがコンセプトカーに用いてきたモチーフで、スタイリングが構成されています。
シャシーはトヨタエンジンを搭載した、新型ロータス・エリーゼがベースで、1.8リッター192PSを搭載し車重は850kgというスペックです。
真っ赤なインテリアはルイ・ヴィトンがプロデュース、オーディオはデンマークのバング&オルフセン。生産台数は75周年にちなんで75台。価格は2600万程度になるそうです。
庶民的な発想ですが、このクルマには屋根はおろか、まともな幌はありませんから、日常のアシにはしずらいでしょう。
このクルマの販売を企画したのは、日本人がCEOを勤めるセリュックスという会社です。
会員制の会社のようで、会員のリクエストに応じて商品企画を行っているようです。
この会社のCEOが03年のジュネーブショーのピニンファリーナ・ブースに展示されたENJOYに一目惚れしてラブコールを送り、販売の実現に扱ぎ付けたそうです。
庶民には夢のような話ですが、欧州ではこのような話は珍しくないので、そういう意味では文化レベルが上がってきたのでしょうか。
ピニンファリーナはデザインだけでなく、技術提携(日本で有名なところではシティ・カブリオレなど)やOEM生産(Alfa Romeo Spider>V、Peugeot 406 Coupéなど)を行う工場を所有するほどのメーカーですが、自身のブランドのクルマを持っていませんでした。
75年目にしての初めての挑戦に、日本人が関わっているのは個人的に誇らしく思います。
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